生活経営学部会とは
生活経営学部会は、(一社)日本家政学会の専門部会です。
生活経営学部会は、1970年に家庭経営学部会として発足しましたが、1997年に、活動の内容にふさわしい現在の名称に変更しました。
生活経営学は、家政学(人と人、人と環境の相互作用を研究)の、主に社会科学的側面を担い、研究活動をすすめています。人間生活を、家庭と社会の関わりから探求する魅力的な分野です。
部会の活動として、毎年8月に夏期セミナー(テーマ参照)を開催し、研究への新しい視点および研究成果を共有するとともに、部会内の研究会活動、地区会活動、若手の会の研究活動を支援しています。
会員は、IFHE(国際家政学会)やARAHE(アジア地区家政学会)等、国際学会へも積極的に参加しています。
会への参加をお待ちしております。
家政学会の会員でなくとも、家族、生活、社会、環境等に関心のある方は準会員として歓迎しています。
【過去の夏期セミナーのテーマ一覧】
コロナ禍を通して考える生活経営の再構築(2022年)
社会環境の変化に対する生活経営の再構築~コロナ禍における女性の生活を中心に~(2021年)
ロスト・ジェネレーション世代と持続可能なコミュニティ形成~生活経営からのアプローチ~(2020年)
人生百年時代のコミュニティの創造(2019年)
長寿社会における地域コミュニティと生活経営(2018年)
シェアリング・エコノミーと生活経営(2017年)
生活経営学の理論と方法による生活支援現場への貢献(2016年)
生活経営学における生活支援の対象と方法を問う(2015年)
「総合的な生活理解と生活支援」(2014年)
「生活経営学におけるケイパビリティ・アプローチ -生活主体が生活経営力を高めるために」(2013年)
「生活保障の新しいデザインと市民参画 -持続可能な社会に向けた生活経営学からの提案」(2012年)
「”Sustainability”への生活経営学的アプローチ -社会を変革していく創造的生活の提案にむけてー」(2011年)
「生活をつなげる 生活がつながる -生活者社会への扉を開く-」(2010年)
「雇用不安と所得低下のなかの生活基盤の形成 -総合的視野から育児・教育期の生活を分析する-」(2009年)
「混迷する暮らしと生活経営の新しい戦略 -「生活の社会化」を問い直す-」(2008年)
「格差社会の生活経営 -崩れる勤労者世帯の「標準モデル」-」(2007年)
「現代日本の地域にみる「社会的排除」 -生活経営からの「社会的包摂」政策へのアプローチ-」(2006年)
「「社会的排除」と生活経営の課題」(2005年)
「多様化社会の生活の組織化と生活支援 -家族と社会を統合する新しい世代間関係-」(2004年)
「50代、60代のライフスタイル <現代日本の向老期>」(2003年)
「30代、40代の生活経営 -新しい共同をデザインする世代の可能性-」(2002年)
「若者期の生活経営 -依存から自律へ-」(2001年)
「福祉ミックス時代の生活経営 -市民社会の担い手の形成に向けて-」(2000年)
「高齢者が自由に生きるということ -高齢期の生活経営-」(1999年)
「高齢社会が問いかける21世紀の生活経営-生活の自己決定権と共同の枠組み-」(1998年)
「個人化する社会の生活経営-個人の自立と共同の可能性」(1997年)
「“Unpaid Work”への家庭経営学的アプローチ」(1996年)
「ジェンダー・家族と経済開発 -変革への家庭経営-」(1995年)
生活経営学部会について
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